全国交通事故遺族の会
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 ■ 交通遺児を励ますチャリティーコンサート
4月10日、東京渋谷のBunkamuraオーチャードホールにおいて、親を亡くした子供たちを支えようという趣旨で、チャリティーイベント「真心おたがい様コンサート」が開かれました。
このコンサートを主催した毎日新聞では、これまでも様々な慈善事業を行っています。
今回のイベント目的は、交通遺児などの子どもたちを支援しようというものです。当然ながら、収益金は遺児のために使われます。

開場を待つオーチャードホール


 ■ 遺族の会の関わり

このコンサートを知った当会が、主催者の毎日新聞に対して協賛参加を申し出たところ、支援する側とされる側の双方向からの盛り上がりを期待していた毎日新聞は、快く承諾してくださり、当会はゲスト協賛者として、このイベントの一部に関わることになりました。
会場で配られるコンサートのプログラムに、会の名前と「4大目標」を刷り込んでいただきました。またプログラムと一緒に「世界道路交通被害者の日」のチラシが同梱されました。
会場入り口に特設ブースを開設、入場者に直接「生活ゾーンにおける交通事故ゼロ運動」のチラシを配布しました。

当会の紹介と、4大目標が書かれたプログラム

遺族の会の特設ブースに立つ会員
入場者に「生活ゾーン」のビラを配布


 ■ このイベント目的

このイベントの総合プロデューサーは、チャリティー趣旨に賛同した音楽家の宇崎竜童さんと作詞家の阿木燿子さんです。
宇崎さんは、企画を受けた昨年10月のころのことを、こう述懐します。「音楽の世界に携わるようになって35年。60歳を過ぎ、世の中に何かお返しをできないか、と考えていました」。
そこで「交通事故は、いつ被害者になるか分からないものです。日々流れる悲しい事故のニュースを見るにつけ、人ごととは思えません」と、また阿木耀子さんは、「交通安全運動(4月6〜15日)期間中でもあるし、それにオーチャードホールは、こういう志の高いイベントの場にふさわしいと思ったので、お引き受けしました」と振り返りました。



 ■ コンサートに先立って
コンサートは宇崎竜童・阿木燿子さんからの、イベントの趣旨説明から始まりました。「人は一人では生きていけません。みんなで手を携えていくことで、もう少し住みやすい世の中になるのではないでしょうか。日本はボランティア精神やチャリティーが根付きにくいといわれていますが、音楽や踊りを通したイベントで、その垣根を少しでも低くできたらいいなと思っています」と挨拶されました。

会場を埋めた1600人の観客


 ■ コンサートの内容
出演者は、総勢120人以上。「ひふみレインボー」という、アマチュアコーラスグループがバックコーラスを担いました。宇崎竜童さんは、「Good Bless Tokyo」「YO-SORO」など、人と人の心の繋がりを綴った歌を披露しました。
童謡や「夜明けのスキャット」を歌った歌手・由紀さおりさんは、「日本の歌には、人と人とのあたたかいつながりを思い出させる力があります。だから私は、歌を通じて、言葉の力を、人への思いを伝えていきたいと思っています。このコンサートでは、そんな思いを伝えられたらうれしい」。そして由紀さおりさんは、遺児と遺族のためにと言って、「翼をください」を歌ってくれました。
その他、ジャズバイオリニストの寺井尚子さんの演奏など、プロとアマの垣根を越えた、楽しい音楽の夕べが繰り広げられました。
休憩を挟んでの第2部は、ガラリと趣向を変え、ダンスの要素が加わった華やかなステージに。ベリーダンスとフラメンコの、火花が散るような競演が見ものでした。

由起さおり
寺井尚子


コンサートの模様は、肖像権の関係で掲載できません

 ■ 来年もよろしく
ステージと観客が一体となった感動的な、驚きと楽しいコンサートの2時間半は、あっという間に過ぎました。
閉会の挨拶のなかで宇崎竜童さんは、「来年もまたやれたらいいな」、と締めくくりました。
帰宅を急ぐ観客に、玄関ホールに立ったWGメンバーは、「来年もよろしく」と、最後まで声をかけ続けました。

       
募金者に配られたポストカード

 資料



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