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自動車教習所で事故の遺体写真、県警が過去に提供
                            読売新聞 2004/12/8/13:57
 静岡県警が1991年、交通事故死者の遺体の一部が写った写真をアルバムにして県
内の自動車教習所に提供し、一部の教習所で現在も、交通事故の悲惨さを伝える講習の
資料として受講者に見せていたことがわかった。 

 県警は8日、「被害者への配慮に欠けていた」として各教習所に講習で使わないよう
伝えた。 

 県警によると、問題の写真は県警が91年、仮免許取得前の講習で活用するよう、県
内約50の教習所に配った写真44枚のうちの7枚。事故で胴体から足がちぎれた生々
しい写真もある。
 提供にあたって遺族の承諾を得たかどうかについて県警は「確認がとれない」として
いる。 

 同県伊東市内の自動車教習所では教習の全課程を終え、卒業式で受講者らに見せてい
たという。
 同校は「見たい人に見てもらっていた。運転初心者の事故が相次ぐ中、事故の恐ろし
さを知ってもらう意味では効果があったと思う」と話す。 

 県警運転免許課は「(91年)当時、死亡事故が多かったので事故の悲惨さを知って
もらうための苦肉の策だった」と説明。
 しかし、「遺体は誰だと特定できないにしろ、被害者の感情を考えればよろしくない
」としている。 


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