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福岡バイク事故、「友人運転」確定 県警捜査覆す 最高裁
                            毎日新聞 2004年10月19日
 福岡県警にバイクの運転ミスで事故死したと判断された同県久留米市の少女(当時1
6歳)の両親が「運転者は同乗の知人女性」として、知人女性に損害賠償を求めた訴訟
で、最高裁第3小法廷(浜田邦夫裁判長)は19日、知人女性側の上告を棄却する決定
を出した。
 知人女性を運転者と認定して1000万円の賠償を命じた両親側逆転勝訴の福岡高裁
判決(今年3月)が確定した。

 高裁判決によると、97年4月、久留米市で2人が乗ったスクーターが転倒し、少女
は死亡、知人女性も右足骨折の重傷を負った。
 知人女性が「少女が運転し自分は後部座席にいた」と警察官に話したことなどから、
県警は同年11月、少女を業務上過失傷害容疑で書類送検し、福岡地検久留米支部が翌
月、容疑者死亡により不起訴処分にした。

 少女の両親は、知人女性の話が不自然だったことなどから「娘は被害者」と提訴した
。1審は両親の請求を棄却したが、福岡高裁は知人女性の骨折部位などから「運転中に
計器盤やハンドルと衝突したとしか考えられない」と逆転判決を言い渡していた。
【小林直】

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