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死亡事故 発作の男性はねた運転手を一転起訴
                            毎日新聞 2004年9月6日 19時35分
 東京都練馬区の路上で昨年1月、てんかん症の男性(当時34歳)が車にはねられ死
亡した事故で、東京地検は6日、いったん不起訴にした運転手の男性(28)を業務上
過失致死罪で起訴した。
 検察審査会の「起訴相当」の議決を受けて再捜査した結果、「制限速度を30キロも
超えており、注意していれば避けられた」と判断した。

 起訴状によると、運転手は歩道のない狭い道路を制限時速を30キロ超えた約60キ
ロで走行していたところ、歩行中に発作で倒れてきた男性をはねて死亡させた。

 東京地検は昨年9月、「被害者が発作で倒れるのを予測するのは困難」として、不起
訴(嫌疑不十分)とした。しかし、東京第一検察審査会は今年3月、「男性は転倒によ
るけがを防ぐヘッドギアを付けており、運転手は速度を守っていれば、男性が障害者で
あるかもしれないと認識でき、手前で停止するなどして事故は避けられた」と判断し、
起訴相当と議決していた。【佐藤敬一】

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