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違法駐車トラック運転手らに賠償命令 さいたま地裁
                            毎日新聞 2004年8月6日 13時47分
 埼玉県川口市で01年9月、自転車に乗っていた小学3年の山崎愛理(えり)ちゃん
(当時8歳)が、違法駐車のトラックを避けようとしてフォークリフトにひかれて死亡
した事故で、母親がトラックとフォークリフト双方の運転手を相手取り、計約7000
万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が6日、さいたま地裁であり、山崎まさよ裁判長は
両運転手に連帯して計3492万円を支払うよう命じた。

 訴状などによると、愛理ちゃんは01年9月12日午後2時50分ごろ、同市南町の
市道で車道部分を自転車で走行中、違法駐車していた2トントラックを避けようとして
中央線を越え、フォークリフトにはねられた。
  母親の照子さん(37)は「トラックが違法駐車していなければ、娘はひかれずにす
んだ。事故の責任は両運転手にある」と主張。
  フォークリフトの運転手側は過失を認めたが、トラックの運転手側は「駐車と事故に
因果関係はない」として全面的に争っていた。

  事故を巡っては、フォークリフトの運転手が業務上過失致死容疑などで、トラック運
転手は車庫法違反容疑で書類送検されたが、さいたま地検はフォークリフト運転手を不
起訴、トラック運転手を起訴猶予処分とした。

  しかし、照子さんの申し立てで、さいたま検察審査会は03年5月、トラック運転手
について「不起訴不当」を議決。

 同地検の再捜査で川口区検はトラック運転手を略式起訴し、川口簡裁が同年8月に罰
金20万円の略式命令を出した。【斎藤広子】

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