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6人死傷のペルー人に懲役18年 宇都宮地裁
                            毎日新聞 2004年8月3日 18時52分
 栃木県真岡市内の県道交差点で昨年9月、6人を死傷させて逃げたとして、危険運転
致死傷と道路交通法違反(ひき逃げ)などの罪に問われたペルー国籍の工員、トグチ・
モラレス・ホルヘ・エンリケ被告(22)に対する判決が3日、宇都宮地裁であった。

  飯渕進裁判長は「悪ふざけの無謀運転で、酌量の余地はない」と述べ、懲役18年(
求刑・懲役20年)を言い渡した。危険運転致死傷罪が絡んだ判決としては最も重い量
刑となった。

 最高裁判所などによると、01年に新設された危険運転致死傷罪の最高刑は懲役15
年。これまで最も重い量刑は、01年に千葉県松戸市で飲酒運転で男女5人をはねて死
亡させた元パチンコ店店員に千葉地裁松戸支部が言い渡した懲役15年だった。
 今回、検察は「殺人罪に匹敵する」として、併合罪を適用し懲役20年を求刑してい
た。

 判決によると、同被告は昨年9月20日未明、無免許のうえ酒を飲んで、真岡市の県
道を無登録、無保険の車で走行。赤信号の交差点に時速135キロで突っ込み、女性会
社員(当時22歳)の車に衝突。
 会社員と、同乗していた女子大学生(同)の2人を死亡させ、自分の車に乗っていた
ペルー人男女4人にも重軽傷を負わせ、車を捨てて逃げた。【関東晋慈】

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