トップ / 今年の上半期ニュース / 交通事故関連ニュース

偽装事故で保険金詐取容疑、12人逮捕 総額8千万円
                            朝日新聞 07/21 06:09
 組織的に交通事故を偽装し、休業損害保険金などをだまし取ったとして、北海道警は20
日までに住所不定、無職浅井貴則容疑者(23)ら元暴走族グループの12人を詐欺容疑で
逮捕し、主犯格の無職池田翔容疑者(23)を同容疑で指名手配した。
保険会社を信用させるため、架空会社を4社つくって電話帳に載せるなどしていたという。

 道警は、余罪を含めると起こした事故は二十数件、詐取額は8000万円以上に上るとみ
ている。 

 調べでは、浅井容疑者らは03年3月30日と同年7月9日と11月2日、札幌市北区な
どの路上で事故を装って車を追突させた。
 追突された車に乗っていた4人はけがはなかったが、病院で「むち打ち」などと診断を受
け、このけがを理由に架空会社を休んだとして、休業損害保険金など約900万円を詐取し
た疑い。 

 道警によると、浅井容疑者ら中心人物の5、6人は架空会社4社の事務所として同市中央
区のマンションを契約。架空会社への電話は、このマンションの事務所に転送されるように
していた。保険会社への応対や、保険請求のための偽造請求書を作成するなど役割分担して
いたという。 

 また、偽装事故を起こす際に「ぶつけ役」「ぶつけられ役」「同乗者」に分け、役割に応
じて分配金の額を決めていたらしい。
 さらに、パソコンを駆使して、実行行為者が重複しないよう組み合わせていたという。 

 請求者らの勤務先が同じだったり、会社名が違うのに所在地が同じマンションになってい
たりする事故が複数あることに保険会社が気づき、道警に通報したのが発覚するきっかけに
なった。 

 道警によると、浅井容疑者らは02年10月から03年12月まで二十数件の偽装事故を
起こした。主に10代〜20代の三十数人がかかわったといい、道警は今後、立件する方針
。 

トップ / 今年の上半期ニュース / 交通事故関連ニュース