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自動車警ら隊の人事凍結 虚偽書類問題で兵庫県警
                            朝日新聞 07/02 16:14
 兵庫県警自動車警ら隊が実績作りのために虚偽の捜査書類を作成した問題で、県警は2日
、特別捜査チームの調査が終了するまで、同隊員約180人の人事異動を凍結する方針を決
めた。
  9月に予定されている秋の定期異動からも同隊を切り離す。全容解明や関係者の大量処分
を進めるのに数カ月を要するためで、警察の人事異動が不祥事によって部署ごと見送られる
のは極めて異例だ。 

 特別捜査チームのこれまでの調査で、02〜03年に同隊が取り扱った約7000件の捜
査書類のうち、約300件で改ざんが確認された。 

 同チームは、元隊員を含めて100人前後が偽造にかかわったとみているが、名前を勝手
に使われるなどして、偽造書類に記名や押印が残っている警察官からも事情を聴き、関与の
有無や悪質さの度合いなどを総合的に判断する。このため、調査対象者は数百人にのぼると
みられる。 

 県警は毎年、春と秋の2回、全体の1〜2割に当たる1000〜2000人の定期異動を
実施している。今回、同隊に関しては書類偽造によって水増しされた実績が人事評価の基礎
データになっている可能性があるため、現時点では異動させられないと判断した。
 捜査終了後に同隊だけ改めて異動させるか、来春の定期異動まで見送るか検討している。 

 ほかの部署の異動は予定通り進めるが、同隊出身者や隊を監督する地域部の幹部を含め、
関与が疑われる警察官については併せて凍結する。 

 県警幹部は「前例がないほど対象者が多く、全員のかかわり方がはっきりするまで時間がか
かる。しかも、虚偽の実績に基づいて異動させるわけにもいかず、事態は深刻だ」と話してい
る。 

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