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警察官ひき逃げ:遺族の「知る権利」認めず 横浜地裁
                            毎日新聞 2005年2月17日
 神奈川県茅ケ崎市で96年2月、同県警の巡査らにひき逃げされ死亡した男性の遺族
が「警察と検察の説明や捜査が不十分で、被害者の知る権利を侵された」として、国と
県に900万円の国家賠償を求めた訴訟の判決が17日、横浜地裁であった。
 菊池洋一裁判長は「捜査や公訴の手続きは、被害者の利益の回復が目的ではない」と
述べ、請求を棄却した。

 遺族は事故直後の説明で茅ケ崎署員から「何も話すことはない」などと突っぱねられ
たことで、精神的苦痛を受けたとして訴えていた。

 男性は96年2月3日午前4時半ごろ、自宅近くの県道でジョギング中、居眠り運転
の巡査(当時23歳)=懲戒免職=の乗用車と、後続の警備会社員(同34歳)の乗用
車にひき逃げされ死亡した。
 巡査は7日になって自首。業務上過失致死と道交法違反(ひき逃げ)の罪で有罪とな
った。【内橋寿明】


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