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ひき逃げ厳罰化に協力陳情 遺族の会  松尾8人死傷で知事に
                            読売新聞 2005/02/16
 松尾町で起きた8人死傷のひき逃げ事件を受けて、全国交通事故遺族の会(井手渉会
長)の会員7人が15日、ひき逃げ事件の厳罰化に向けた協力を求める陳情書を堂本知
事あてに提出した。 
 悪質な無謀運転による重大交通事故の厳罰化を巡っては2001年12月、業務上過
失致死傷罪よりも刑罰が重い危険運転致死傷罪が施行された。
 しかし、同罪の適用には、酒酔い状態や制御困難な高速度走行などの立証が必要。
 ひき逃げ事件の場合、加害者の飲酒量などの特定が難しく、適用が見送られるケース
もある。 

 こうした現状を踏まえ、同会は昨年12月、国に「ひき逃げ事件にも危険運転致死傷
罪適用を可能にすべきだ」などと陳情。今回の陳情書では、「国に対し、ひき逃げ事件
の厳罰化を求める意見書の提出を」と要請している。 

 知事室を訪れた同会理事の片瀬邦博さん(62)は、「飲酒ひき逃げ犯の多くが現場
から立ち去り、時間の経過で深酔いを隠し、刑罰の軽減をはかろうとする。
 悪質極まりない犯人を許すわけにはいかない」と語った。 

 同会は近く、松尾町の古谷淳町長と同町議会にも、同じ内容の陳情書を提出する予定
。 



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