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高齢者交通事故死1位、秋田県警が返上へ“景品作戦”
                            読売新聞 2005/2/13/09:35
 交通事故死者数に占める高齢者の割合が全国ワースト1の秋田県で、県警は事故を抑
止するため、お年寄り同士に旅行券などの景品獲得を目指しながら「無事故・無違反」
を達成させるユニークな事故抑止策を計画している。 

 同県内高齢者の約5%に当たる1万5000人が5人1組でチームを作って参加し、
7月から実施する考えだ。 

 同県内の2004年の交通事故死者数は78人で、全国36番目と少ない。しかし、
そのうち65歳以上の高齢者は48人。
 全体の61・5%を占め全国最悪。02年の59・2%も1位、03年の58・5%
はワースト2と、6割前後の高水準が続く。 

 高齢者ドライバーが起こす事故も、昨年は5年前に比べ34・3%も増加、高齢者の
運転免許保有者の増加率25・5%を上回るペースとなっている。 

 こうした事故の中にはちょっとした不注意によるものが目立つことから、県警は「お
年寄り同士が互いに気を付け合い、交通安全への意識を高めさせてはどうか」と着想。
 運転免許を持つ3人と免許を持たない2人でチームを作り、無事故・無違反を目指す
。
 チームは町内会や老人クラブなど、気の合う者同士で編成し、日ごろから注意を呼び
かけ合うなどしてもらう。
 期間は7月から5か月間で、無事故・無違反を達成したチームは申告書を提出。
 県警では70チーム程度を対象に、協賛団体から提供してもらった旅行券や商品券な
どを贈呈する予定だ。 

 県ゲートボール協会の鈴木一男理事長(80)は「いいアイデア。みんなで協力し合
いながら、交通安全を守っていきたい」と早くもやる気満々だ。 



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