トップ / 2004年の下半期ニュース / 交通事故関連ニュース

交通死控訴審、生活道路で幼児遊ばせた親も過失
                            毎日新聞 2005年2月10日 21時07分
 千葉県八街市内の住宅街で01年、長女(当時2歳)が車にひかれ死亡した事故を巡
り、両親が起こしていた損害賠償訴訟の控訴審判決が10日、東京高裁であった。
  門口正人裁判長は、被告の運転手の過失を全面的に認めて約4800万円の支払いを
命じた1審の千葉地裁判決を変更し、「幼児だけで路上で遊ばせた両親にも落ち度があ
る」として賠償額を約2390万円に減額した。

 事故は01年4月20日午後に発生。自宅前の路上(幅約5.6メートル)で三輪車
で遊んでいた自営業男性(34)の長女が、当時近くに住んでいた内装工事業の男性(
43)のワゴン車にひかれ即死した。

 控訴審は、1審判決と同様に「現場は生活道路で子供の遊び場にもなっている」と認
定しながらも、「車の通行は十分予期でき、監督者を置くことなく遊ばせたのは軽率す
ぎる面があった」と両親の過失を一部認めた。
 1審では「運転手はわずかな注意を払えば事故を防止できた」と認定していた。

 原告の男性は「今でも同じ生活道路で毎日子供が遊んでいる。残念な判決だ」と話し
た。【森禎行】


トップ / 2004年の上半期ニュース / 交通事故関連ニュース