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悪質な運転、進む厳罰化 
                            朝日新聞 02/06 23:36
 警察庁や法務省は01年以降、悪質な運転による交通事故を食い止めようと、法令の
厳罰化を進めてきた。 

 01年12月から刑法に危険運転致死傷罪が加わった。交通事故に適用される業務上
過失致死傷罪は最高で懲役5年だが、飲酒や薬物使用のうえで運転したり、制御が難し
い速度で運転したりした場合は、人を死なせたら懲役1〜15年、負傷させたら最高で
懲役10年とする内容だ。
 刑法は今年からさらに重罰化され、刑の上限は致死罪で20年、致傷罪で15年にな
った。 

 改正道路交通法も02年6月から施行され、酒気帯び運転の法定刑の上限が懲役3月
から1年に、罰金額が5万円から30万円に大きく引き上げられた。
 酒気帯びとみなされるアルコール濃度も呼気1リットル中0.25ミリグラムから0
.15ミリグラムに下がった。 

 この罰金引き上げは飲酒運転に一定の抑止効果があったとみられているが、危険運転
致死傷罪を適用するには「(飲酒や薬物で)正常な運転が困難だった」と立証する必要
があり、適用のハードルが高いため被害者や遺族の間には不満の声も出ている。 



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