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元トラック運転手に懲役4年 山陽道の5人死亡事故 
                            産経新聞 02/08 20:40
 兵庫県赤穂市の山陽自動車道高山トンネルで昨年8月、大型トラックが停車中の乗用
車などに追突、子供3人を含む5人が死亡した事故で、業務上過失致死傷と道交法違反
(過労運転)の罪に問われた大型トラックの元運転手、小宮広晃被告(32)=福岡市
南区=に対し、神戸地裁は8日、懲役4年(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。

 判決理由で浦島高広裁判官は「過労などでほとんど意識のないまま運転を続け衝突し
ており、過失の程度は著しく、職業運転手であり一層非難されるべきだ」と指摘。
 その上で「亡くなった幼い子供の苦痛は想像するに余りあり結果は重大。刑の執行を
猶予すべき事案とは認められない」と述べた。

 判決によると、小宮被告は昨年8月6日深夜、福岡県から神戸市に向け出発、体調不
良と過労で強い眠気を感じたが、先を急いで運転を継続。
 7日午前6時すぎ、高山トンネル内でパンク修理のため停車していた乗用車など計3
台に追突、炎上させるなどし、岡山市の玉置宏文さん=当時(30)=ら大人2人と玉
置さんの長女、彩香ちゃん=同(3つ)=ら子供3人を死亡させ、後続車に乗っていた
人を含む計9人に軽傷を負わせた。

 事故をめぐっては、福岡市の運送会社社長ら2人が小宮被告の過労状態を知りながら
運転を容認したとして、道交法違反の罪で罰金刑となった。(共同)



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