04年に交通事故で死亡した人は前年より4.5%減って7358人だったことが2
日、警察庁のまとめでわかった。死者数は4年連続で減少したが、1日平均約20人が
死亡している計算になり、負傷者は6年連続で100万人を超えた。
11月末現在のまとめでは、16〜24歳の若者の死者数が前年同期よりも約1割減
少、65歳以上の死者は全体の約4割を占めた。70歳以上の運転者の死亡事故は51
件増加して624件に上った。
都道府県別で死者数が多いのは、北海道(387)、愛知(368)、千葉(332
)。少ないのは島根(47)、鳥取(51)、徳島(58)だった。
漆間巌長官は「90万件を超える交通事故が発生しており、依然として厳しい情勢だ
。総合的な対策を一層進めたい」とのコメントを出した。
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