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■刑事裁判:違法駐車:略式起訴へ 女児死亡事故の責任問う
                         [毎日新聞8月1日] ( 2003-08-01-21:01 )


埼玉県川口市で01年、自転車に乗った小学3年の女児が駐車中のトラックを避けようとし
て対向のフォークリフトにひかれて死亡した事故で、川口区検は1日、さいたま地検が出し
た起訴猶予を覆し、トラック運転手(68)を車庫法違反の罪で略式起訴した。

検察審査会による「不起訴不当」議決(今年5月)を受け、再捜査していた。起訴猶予は約
3時間半の駐車が「短かった」と判断されたためだったが、再捜査では「反復継続して10
年来にわたり、道路を車庫代わりに使う意思があった」と認定、最高額の罰金20万円を科
すよう求めた。
      
地検によると、トラック運転手は01年9月12日午前11時半〜午後3時ごろ、同市南町
1の市道上にトラックを駐車し、道路を自動車の保管場所として使った疑い。午後2時50
分ごろ、自転車で通り掛かった山崎愛理ちゃん(当時8歳)はトラックを避けようとして反
対車線に出て、対向のフォークリフトにひかれ、死亡した。
      
地検は同年12月、フォークリフト運転手の業務上過失致死容疑を不起訴、トラック運転手
の車庫法違反容疑を起訴猶予にした。だが愛理ちゃんの母照子さん(36)の申し立てを受
けたさいたま検察審がトラック運転手について、不起訴不当を議決。愛理ちゃんの同級生や
保護者らによる再捜査の要望署名約1万4000通が地検に出されていた。
      
松浦由記夫・さいたま地検次席検事は「再捜査の結果、道路を車庫代わりに使う意思と駐車
の反復継続性が確認できた。近隣住民が危険性を認識していた事情も(処分を覆した理由に
)ないとは言えない」と話している。地検の調べに、運転手は「大変申し訳なかった」とわ
びているという。


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