トップ / 交通事故関連ニュース  <<Buck Number>>

■悪質運転:追突死:急ブレーキかけた運転手に懲役5年 静岡地裁
                            毎日新聞7月2日 ( 2003-07-02-20:18 )

大型ダンプカーを運転中に急ブレーキをかけ、後続車の運転手を追突死させたとして殺人罪
に問われた静岡県島田市本通、運転手、山内俊明被告(32)に対し、静岡地裁は2日、傷
害致死罪を適用し、懲役5年(殺人罪で求刑・同8年)の実刑判決を言い渡した。
時速80キロで走行中に急ブレーキをかけたことが殺人罪に問えるかどうかについて、姉川
博之裁判長は「無思慮で短絡的だが、殺意があったとまでは言えない」と述べた。
      
判決は、事故直前の後続車との車間距離が約10メートルしかなかったことなどを挙げ、「
急停止すれば後続車が衝突し、傷害を負わせてもやむを得ないと思っていた」と傷害につい
ての未必の故意を認定した。
しかし、「殺害方法としては確度の高いものではなく、面識もない相手に殺意があったとは
思えない」として殺人罪の成立は認めなかった。
      
判決によると、山内被告は昨年8月21日朝、同市相賀の県道でダンプカーを運転中、追い
越すそぶりを見せながら追い越さない後続車に腹を立てて走行中に急ブレーキをかけ、後続
の同市神座、パチンコ店員、鈴木成晃さん(当時20歳)を追突させ9日後に死亡させた。
      
公判で、検察側は「後続車の運転手が死亡することを認識していたのは明らかだ」と主張。
弁護側は「追突までは予想していなかった」と無罪を主張していた。【小松雄介】

トップ / 交通事故関連ニュース  <<Buck Number>>