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■民事裁判:「交通事故でPTSD、自殺」遺族が加害運転手ら提訴
                            読売新聞 (2003/12/20/03:06)

自転車で走行中にクレーン車に巻き込まれる交通事故に遭った神奈川県海老名市の女性(当
時58歳)が、精神障害を発症し約7か月後に自殺したのは、「交通事故による心的外傷後
ストレス障害(PTSD)が原因」として、夫と子供が、クレーン車の運転手男性と運転手
の勤務先を相手取り、約8830万円の損害賠償を求める訴えを19日、横浜地裁に起こし
た。 

原告代理人の中川素充弁護士によると、交通事故によるPTSDで自殺に至ったとして賠償
を求めた例はほとんどないという。 

訴えによると、女性は2000年12月、海老名市上郷のJR相模線踏切を自転車で横断中
、後ろから来たクレーン車に接触され、そのままクレーン車の下部に自転車ごと巻き込まれ
て約600メートル引きずられた。
女性は頭部打撲や全身の擦過傷などで22日間入院。その後も通院したが、退院直後から微
熱が出て、「座っていられない」などと訴え、夜中に突然起きて声を上げるようになった。

また、次第に食欲がなくなったり、手足のしびれや動悸(どうき)、胸苦しさなどがひどく
なったりするなどしたため、精神科で受診。PTSDなどと診断され、2001年7月に自
殺した。

女性はメモに「事故にあったショックは大きい」「人はみな死は怖い、生きたいもの」など
と、事故による精神的打撃がうかがえる記載も残していた。 

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