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■民事裁判:兄弟が妹の死を目撃、慰謝料求め提訴 岩手
                            毎日新聞12月7日 ( 2003-12-07-21:20 )

岩手県二戸市で00年、飲酒運転の軽トラックにはねられ死亡した同市立福岡小1年、大崎
涼香ちゃん(当時7歳)の両親らが運転していた同市内の服役囚の男(66)=業務上過失
致死などの罪で懲役4年が確定=を相手取り、賠償金など約5300万円の支払いを求める
訴訟を盛岡地裁二戸支部に起こしていたことが分かった。

請求額には、一緒に現場にいて事故に巻き込まれ、妹の死を目撃した兄2人の精神的苦痛に
対する慰謝料を含めている。

訴えたのは同市福岡、会社員、大崎昌幸さん(43)、礼子さん(40)夫妻と長男(14
)、二男(13)の4人。

訴状などによると、00年11月28日朝、同市福岡の県道で、男の軽トラックが登校途中
の小学生の列に突っ込み、涼香ちゃんら小学生2人が死亡、長男は身をかわして無事だった
が、二男ら計6人が重軽傷を負った。男は飲酒のうえ、居眠り運転だった。

長男と二男は今も断続的に恐怖心や不安感がよみがえってくるフラッシュバックのような状
態に襲われるという。また、請求額の一部を涼香ちゃんの命日に分割払いするよう求めてい
る。

大崎さん夫妻は「兄弟は妹の無残な死と、近くにいて助けてあげられなかった悔しい気持ち
に、今も苦しんでいる」と話した。
大崎さん夫妻は事故後、全国の交通事故被害者の遺族らと悪質運転の厳罰化を求める運動な
どに取り組み、危険運転致死傷罪の成立を後押しした。【林哲平】

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