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違法電波で人身事故「クルマの電子化」に警鐘
                            日経エレクトロニクス 6月号

「違法電波が原因で起きた人身事故というのは、今まで聞いたことがない」(国土交通省)
。
三菱ふそうトラック・バスは2003年12月15日、国土交通省にABS装置の改善策を
届け出た。

2002年に同社のバスが起こした2件の追突事故の原因について「違法CB無線機がAB
Sを誤動作させた可能性がある」としたのだ。

出力3.5KWの電磁波を1mの距離から車輪速センサに当てる試験をしたところ、ABS
コントロールユニットが「車輪がロックした」と誤認してABSを作動させた。最悪の場合
、ブレーキが利かなくなるという。

この事故は「クルマの電子化」が開く新市場に期待を寄せるエレクトロニクス・メーカーに
、あらためて1つの事実を突きつける。
日本の道路に飛び交う違法電波による電子部品の誤動作が、人身事故を引き起こすという事
実である。

「違法CB無線機は、店頭のほかにインターネットを含む通販などで売られている。
出力が3KWを超える品も珍しくない」(総務省)
つまり、ABS装置を誤動作させる無線機が簡単に手に入る状態にある、ということだ。


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