日立電鉄バス(本社・茨城県日立市)の高速バスの運転手(50)が、速度計の故障に気づ
きながら、乗客を乗せたまま常磐道などを運転していたことが13日、わかった。
運転手は途中で乗客から故障を指摘されたが「長く運転手をしているので速度は分かる」と
判断して運転を続けたという。関東運輸局茨城運輸支局(水戸市)は、道路運送法違反など
の疑いがあるとして松場卓爾社長らから事情を聴いている。
同社によると、運転手は8日午後8時50分、乗客22人を乗せてJR東京駅を出発し、J
R日立駅に向かった。
出発前にバックランプの故障が分かり、電気系統のヒューズを抜く処置をした。その影響で
速度計が作動しなくなった。
しかし、「走行に支障がない」と判断し、常磐道を利用して運行を続けた。日立駅には定刻
より8分早い同11時2分に着いたという。
バスは走行距離などを記録する回転速度計(タコメーター)も作動していなかった。
日立駅を出発する前の整備点検ではバックランプに異常はなかったという。
関東運輸局は「通常、故障に気づけば代わりのバスを手配する手続きが必要だ」としている
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