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偽装転落死、養父が漁港下見3回…車運転の練習させる
                            読売新聞 2004/5/7/15:29

昨年10月、和歌山県日高町の漁港で起きた車の偽装転落事件で、県警捜査1課と御坊署に
自殺関与、詐欺未遂容疑で逮捕された無職藤滝健一容疑者(35)が7日までの調べに対し
、自殺した養子の海野(旧姓)博さん(当時34歳)について「事件の1か月前から漁港に
3回行き、2回は海野さんを連れて行った」と供述していることがわかった。 

海野さんに転落した車の運転を練習させていたことも判明。県警は転落事故に偽装するため
、現場を下見するなど、周到に準備したとみて、さらに追及する。 

調べでは、藤滝容疑者は「転落事故」と通報した当初、海野さんと一緒に釣りに来ていたと
説明していたが、現場の漁港は普段から釣り人はなく、人目につきにくい場所だった。 

このため、県警は事故を装った計画的犯行とみて追及したところ、藤滝容疑者は、けがで入
院していた海野さんが退院した直後の昨年9月中旬から事件直前までに計3回、漁港に行っ
たと供述。最初は自分1人で行き、後の2回は海野さんと一緒だったという。 

また、海野さんに藤滝容疑者の車を使って別の場所で前進や後退を繰り返させていたといい
、県警は藤滝容疑者が入念に漁港を下見して車止めのない現場を選んだうえ、運転の不慣れ
な海野さんに車の練習をさせたとみて調べている。 

藤滝容疑者は昨年8月ごろから海野さんに「死んで金を作れ」などと執ように唆していた。
事件の1か月前には海野さんに5000万円の生命保険をかけようとして失敗し、直後に車
で家族特約付きの2500万円の搭乗者保険を契約していた。 


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