糖尿病治療の副作用で意識障害を起こし運転していたミキサー車が暴走、女性の歩行者2人
が死亡し1人が軽傷を負った事故で業務上過失致死傷罪に問われた伊藤実友希被告(29)の
判決公判が19日、名古屋地裁で開かれ、田辺三保子裁判官は「仕事への支障を恐れて運転
を続けた過失は重大だ」として禁固2年(求刑禁固3年6月)を言い渡した。
判決理由で田辺裁判官は「症状が現れたら回復するまで休憩するよう医師に強く指導を受け
ていたのに、そのうち治まるだろうと判断したのは軽信というほかない」と指摘。
「事故を起こせば重大な結果を引き起こすミキサー車を運転している以上、細心の自己管理
が必要だった」と述べた。
判決によると、伊藤被告は昨年8月、名古屋市中村区の県道で、インスリン注射の副作用に
よる低血糖症状を自覚しながらミキサー車を運転。
意識がもうろうとした状態で時速50キロで歩道に突っ込み、3人を死傷させた。
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