交通事故を起こしたタクシーで、運転席から見えた事故前後18秒間の映像などを記録する
「タクシー版フライトレコーダー」を、東京都内最大手の日本交通(品川区)が4月から本
格導入する。約1600台のタクシーのうち、300台にまず装着する。
装置は交通事故鑑定などを行っている日本交通事故鑑識研究所(茨城県つくば市)と練馬タ
クシー(東京都練馬区)が開発した「Witness(目撃者)」。
縦5センチ、横15センチ、重さ120グラムで広角レンズがついており、フロントガラス
の内側に装着する。カメラは夜間や逆光時でも鮮明に記録できる。
急ブレーキや急ハンドルなどの乱暴な運転操作をするとセンサーが働いて警告音が鳴り、そ
の前12秒間と後6秒間にわたり、カラー画像や速度、衝撃の大きさを自動的に記録する。
飛行機事故の際に原因分析などに使われるフライトレコーダーのタクシー版で、記録はパソ
コンで再生できる。
装置は営業車専用だが、鑑識研究所は市販に向けて研究を進めている。  |