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■元愛知県警幹部ら書類送検 交通違反もみ消し口利き疑惑
                            朝日新聞(03/05 15:45)


名古屋市発注の道路清掃を巡る汚職事件で、あっせん収賄罪で起訴された元名古屋市議会議
長の渡辺昭被告(72)が愛知県警に、交通違反のもみ消しを複数回にわたり口利きしてい
たとされる問題で、県警監察官室は5日、5年前、駐車違反の切符を破棄して違反事実をも
み消したとして、元県警総務課管理官(62)を公文書毀棄(きき)の疑いで名古屋地検に
書類送検した。
また、すでに公訴時効(5年)が成立している違反切符の破棄で、当時の監督責任者だった
警察学校長ら現職幹部7人を本部長訓戒や同注意、口頭注意の処分にした。 

県警監察官室などの調べでは、99年3月、駐車違反をした支持者の依頼を受けた渡辺被告
が、違反切符のもみ消しを当時の県警総務課にいた県議会対策の管理官に口利き。
管理官は該当署の担当に違反切符の破棄を指示した疑い。破棄の実行行為者は特定できず、
被疑者不詳とした。 

渡辺被告は96年から99年にかけ、支持者らに頼まれた交通違反のもみ消し21件をこの
管理官や前任者(故人)を介し、口利きしてきた。20件については公文書毀棄の公訴時効
(5年)が成立したり、事実が特定できなかったりしたという。
口利きは渡辺被告の選挙区の名東署が多く、中、千種、守山署などでもあった。駐車違反や
速度違反の切符を取り消す依頼が大半で、誤記扱いにして破棄したという。 

渡辺被告は当時市議だったが、市内の有力者だったことから、県警にも大きな影響力を持っ
ていた。書類送検された管理官は施設課長を経て三河地方の署長で退職した。 

県警監察官室によると、新潟県警で00年、国会議員の秘書や県警幹部が関与した速度違反
などのもみ消し事件が発覚し、愛知県警は同年から翌年にかけ、交通違反の切符を不正処理
できないよう、制度を改良したという。 

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