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■刑事処分不問の「ひき逃げ」、行政訴訟で認定
                            読売新聞(2004/2/6/03:19)

大阪市内のタクシー運転手が起こした交通事故で、刑事処分では問われなかった「ひき逃げ
」を認定、運転免許を取り消した行政処分の妥当性が争われた訴訟の判決が5日、大阪地裁
であった。

川神裕裁判長は「運転手には、けがをさせたかもしれないという未必的な認識があったのに
現場から逃走しており、ひき逃げに該当する」として大阪府公安委員会の行政処分を追認、
処分取り消しを求めた運転手の訴えを退けた。 

判決によると、運転手は乗務中の2001年12月、大阪市淀川区の国道で駐車中の軽乗用
車に追突し、そのまま逃走。軽乗用車内で仮眠中だった男性が首に1週間のけがを負った。 

府公安委は2002年5月、けが人の救護義務などを怠ったひき逃げと判断し、運転手の免
許を取り消した。
一方、大阪区検は事故の報告義務違反だけで略式起訴、大阪簡裁で罰金3万円の略式命令が
確定した。

運転手は「刑事処分でひき逃げは認定されておらず、免許取り消しは違法」と主張したが、
川神裁判長は「弟に電話で軽乗用車内の確認を依頼するなど、人が乗車しているかもしれな
いと認識していた」と述べた。 

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