
トップ / 全国交通事故遺族の会とは ![]() ■全国交通事故遺族の会とは 「全国交通事故遺族の会」は文字どおり、「交通事故で最愛の家族を奪われた」遺族たちが会員で構成されています。またほんの少数ですが、重大な事故により、自身や家族が重度の後遺障害を負った人もいます。
全国交通事故遺族の会は、純粋に独立した民間のボランティア自助団体です。所管する官庁もありませんし、他団体や企業などから、一切の援助や後援を受けていません。 私たちが、いつまでも遺族だけの言葉で外部に語りかけたいからです。営利や名声を目的としないボランティア精神を、設立以来つらぬき通しています。 ■遺族の会の生い立ち 「全国交通事故遺族の会」は、千葉県で耳鼻咽喉科を開業する、現会長の井手渉(いで・わたる)さんが平成3年4月に地元の白井町で創設しました。
前年の11月10日、娘の陽子さん(当時18歳)が、交通事故で亡くなりました。 突然の降ってわいたような事態に、井手さんは深い悲嘆と絶望感におちいってしまいました。そして、仕事も何も手につかない状況になってしまいました。 井手さんは暗黒のこの状況を抜け出すべく、同じような悲しみをもつ遺族と慰めあうことが必要だと、考えるに至りました。ところがその当時、日本のどこを探しても交通事故遺族の自助団体は存在しませんでした。 そこで井手さんは、近隣の3家族の遺族を誘って心の癒し合いの場をもったのが最初です。これが「全国交通事故遺族の会」の原点です。 ■遺族の会の組織と運営 「全国交通事故遺族の会」は、交通事故の犠牲者をもつ家族の会です。会員は北海道から沖縄まで、全国に約1000名(家族)います。
交通事故遺族であれば、誰でも入会できます。ただし、会を営利や売名のために利用されようとする方は、キッパリと入会をお断りします。会はどこからも援助を受けていないため、運営は会員の会費収入でまかなわれています。 また役員をはじめ、あらゆる会員の活動はすべて無報酬のボランティアです。井手会長を中心に、約15名で構成する理事会が、会の運営と、活動の企画・推進を行っています。 会の創立10周年をきっかけに、新事務所を東京・日本橋に開きました。 ■遺族の会の目的 全国交通事故遺族の会は、会員どうしが癒しあう自助団体です。しかし私たちは遺族でなければできないような活動も行っています。
交通事故の現実に目を向けてみると、交通事故の被害者が必ずしも社会から暖かく見られているとは限りません。むしろ「死人に口無し」の例えどおり、その人権はないがしろにされているケースが多いのです。 その理由は、あまりにも交通事故が多すぎ、社会全体が交通事故にたいして麻痺してしまっているからです。私たちは家族の死が犬死にになることがないよう、その人権の回復するために運動しています。 そして交通事故の減少に有効と考えられる、さまざまな活動を展開しています。おもな活動は、関連する諸官庁や立法府への宣伝と陳情活動です。そして、この精神を凝縮させたのが、以下に掲げる、全国交通事故遺族の会の4大目標です。 ■4大目標 ● 救済しよう、交通事故被害者とその家族
● 実現しよう、加害者への厳正な法的制裁 ● 回復しよう、交通事故犠牲者の人権 ● 撲滅しよう、交通事故と自動車公害 ■遺族の会の事業活動 「全国交通事故遺族の会」の事業は大きく分けて4つあります。ひとつ目は、会員同士が支え合うための連帯と親睦です。具体的には総会や・大会、おしゃべり会のようなグループ活動です。親睦旅行や、忘年懇親音楽会なども定期的に行っています。
ふたつ目は、被害者の人権回復や交通事故撲滅を各方面に働きかけることです。官公庁への陳情や、関連する行事への参加などを主に行っています。 3つ目は被害者のための支援です。具体的には交通事故に関連する法律相談、そして裁判になった場合の傍聴支援活動などを行っています。 最後は、会員や一般の方にたいする広報活動です。「いのち」という会誌のほか、会員用に隔月のニュースレター「KIK NEWS」を発刊しています。またホームページを開設して、広く会の存在をアピールしています。 ■会報「いのち」について トップ / 全国交通事故遺族の会とは |